ケイオス

テレビ朝日日曜洋画劇場」で『ゲットスマート』を放映。昔なつかしい『それゆけスマート』の映画版だが、Wikipediaによると

『それ行けスマート』(それゆけスマート、原題:Get Smart)は、アメリカ合衆国NBC系で1965年から1969年まで、CBS系で1969年から1970年まで放映された30分のテレビドラマシリーズ。スパイものをパロディにしたシチュエーション・コメディ。日本(関東地区)では1966年から1967年までNETテレビ(現:テレビ朝日)で、1968年から1969年まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)で放映された。

あらすじ
アメリカの秘密諜報機関コントロール(CONTROL)のドジで間抜けなスパイ・エージェント86ことマクスウェル・スマート(ドン・アダムス)が、相棒のエージェント99(バーバラ・フェルドン)とともに、靴底の無線電話などといった変なスパイ道具を使いながら、世界征服をたくらむ秘密結社カオス(KAOS)と戦う。

子供の頃、テレビで見ていたから、よく覚えている。敵の秘密組織の名前は日本では「ケイオス」と呼んでいた。間違えるなWikipedia。 表記はChaosではなくKaosだが、発音は「ケイオス」。

ところで映画版のほうは、Wikipediaによれば

ゲット スマート』(Get Smart)は、2008年公開のアメリカ映画。日本公開は同年10月。製作はワーナー・ブラザーズ。スパイ・アクション要素のあるコメディ作品。原作は1960年代にアメリカで製作され日本でも放映された同名の人気テレビドラマ『それ行けスマート』。

映画版は、やはりアン・ハザウェイが魅力的で、このころから彼女は完全に初期のお姫様キャラを脱していて、人間的深みと存在感のある成熟した女優へと変貌していた。昨年の『アリス・イン・ワンダーランド』における白の女王の、怪しい清純さは記憶に新しい。実際、お姫様キャラから脱却するために、いろいろ汚れ役もしていたが、この『ゲット・スマート』では、成熟度合が完成の域に達している。アン・ハザウェイの映画は日本で公開されたものは全部見ているが、ファンかといわれると困る。シェイクスピアの奥さんと同じ名前(芸名ではなく本名)ということも気になるのだが、私と誕生日が同じなのですよね。

ちなみに映画版のあらすじについて、Wikipediaによれば

マックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)は米国の秘密諜報機関“コントロール”で敏腕分析官として働いていた。しかし、本人は地味なイメージの内勤ではなく、花形である現場エージェントとして活躍することを願い、テストにも合格。ところが上司(アラン・アーキン)にはその優れた分析能力を重要視されて、内勤を続けるよう命じられる。

そんな時、“コントロール”の本部が国際犯罪組織“カオス”の襲撃を受け、現場エージェント全員の個人情報が奪われてしまう。分析官の身分であるため情報が無事だった彼は急遽エージェント86となり、整形手術を受けたばかりで同じく”カオス”に顔が知られていないエージェント99(アン・ハサウェイ)と組んで、”カオス”を追うことになる。

カオスではなくて、ケイオスと表記してほしかった。テレビでも日本語吹き替えが「カオス」。「ケイオス」にしてほしかったぞ。