誕生日

本日、たまたま会った人から、竹村和子さんが亡くなっていたことを知った。病気で入院中とお聞きしていたが、まさか、こんなに早く亡くなられるとは、夢にも思わなかった。

まあ私のように、友人がひとりもいなくて、どこでも完璧に孤立している人間、しかも関係者でもない私に、亡くなられたことを知らせてくれる者などないが、新聞に出ていたとのことで、見落としたことが何とも悔やまれる。

亡くなった人を悪く言うのは礼儀知らず、恥知らずの人間だが、友人もいなくて、どこでも完璧に孤立している私としては、恥知らずなことが平気で書ける。

こんなことを書くと竹村氏は嫌がるだろうが、竹村氏の周辺と言うか、関係者というか、そういう人たちの仕事は、面白くもなんともない凡庸なものがほとんどだが、竹村氏の書いたものだけは、魅力があり、限りなく刺激的なものだった。

ちなみにWikipediaによれば12月13日に亡くなられたことになっているが、誕生日が1954年とあるだけで、わからない。私の記憶が確かなら、竹村氏の誕生日は2月3日だったはずである。